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第12号 1999年5月30日付
2000年の全国青年大会の開催に向け
プレ青年大会、8月名古屋で開催
テーマは「見つめよういろいろな壁~歩もうキリストと共に~」
関西の青年中心にプレ大会企画
1月15~17日、日本聖公会99全国青年ネットワークフォーラムが、ネットワーク事務局の主催で、名古屋学生青年センターを会場に行なわれ、北関東、東京、横浜、中部、京都、大阪、九州の各教区から約40名が参加した。その中で、日本聖公会全国青年大会を2000年に開催することをあらめて確認した。そして、今夏、プレ青年大会を開催。その中で、青年大会実行委員会を組織し、主なテーマやプログラムなどについて協議。なおプレ大会の実行委員は、フォーラムに参加した関西の青年6名にお願いする。委員の体制については、その6名に一任した。
その後、黒田裕司祭(京都・彦根)、大内恵子さん(京都・岸和田)、河野道太さん(京都・四日市)、当舎あずささん(京都・大津)、藤本実千代さん(京都・京都復活)、藤原健久司祭(京都・橋本)、宮嶋聡子さん(大阪・聖ガブリエル)、鈴木淳さん(大阪・尼崎)、大西温さん(大阪・聖三一)、村田真さん(中部・名古屋聖ステパノ)を実行委員とし、準備を進めている。プレ事務局は京都教区彦根聖愛教会。
プレ全国青年大会は、8月13日(金)~15日(日)、名古屋学生青年センターにて。テーマは、「見つめよういろいろな壁~歩もうキリストと共に~」。
プレ青年大会では、全国青年大会の運営・内容面に関する協議はもちろん、これまでの青年の動きを理解し、2000年の青年大会へ向けて課題を掘り下げるため、パネルディスカッションなども行なわる。礼拝面でも多様な形式を用いられ充実がはかられる予定。詳しくは、プレ青年大会実行委員会事務局ま(京都教区/彦根聖愛教会 tel:0749-24-4914)まで。
99全国青年ネットワークフォーラム
これからの礼拝、「参加型」が鍵に
上記フォーラムでは、青年大会に向けての話し合いに加え、青年のためのファシリテーター(個々の多様な考えや技術などを引き出す役)・トレーニングとして、様々な学びの機会が作られた。
まず「出会いのワークショップ」が行なわれ、参加型の教育のあり方やアイスブレーキング(緊張状態を緩和する)の手法を簡単に経験した。
次に、松本普さん(笹島人権センター)が「笹島の現状とわたしたちの課題」をテーマに発題。スライドを使い、社会の底辺に追いやられている人々の状況について、その中で教会はどこに立つべきか、などを話された。その後、実際に名古屋駅等で野宿を強いられている人たちを訪問し、お茶や毛布を渡したり、相談を受けたりする支援活動の笹島夜回りに参加。
藤井創さん(金城学院宗教主事)からは「アメリカの教会の多様な試み、日本の教会の可能性」をテーマに講演を聞いた。アメリカの多様な教会での経験の中で気づかされたことを軸に、「礼拝を創る」ことについて映像も使って大変示唆に富むお話を聞かせていただいた。
この講演に引き出され、「教会と地域をつなぐワークショップ」では、予定を変更し、私たちの経験・想い・アイデアを取り入れて「礼拝を創る」ことを学んだ。交流会後も、夜を徹してこの作業は続けられ、自分の信仰について、教会と礼拝、社会について語り合い、ワーキング・グループを立ち上げたりコーディネーション・チームを作りしつつ、それぞれの思いを出し合い、名古屋聖ステパノ教会の主日聖餐式を創り上げた。
礼拝について夜を徹して作業をする青年たちの姿は、信徒の参与性、それぞれの経験や想いが引き出される「参加型」がこれからの日本聖公会の礼拝や様々なプログラムのあり方を考える上での一つの鍵になっていくことを印象付けるものであった。
(全国青年ネットワーク事務局/相原太郎)
アドレス変更、「NSKK-YOUTH-ML」新装開設
E-maiによる、日本聖公会青年ネットワークMLが事務局によって運営され、現在約70名が利用し、聖公会・青年などについての様々な情報が流れているが、6月から、管区事務所の協力により、手動で行っていたものを、本格的なMLとして、再スタートすることになった。詳しくは、事務局まで。なお、それにともなって事務局のアドレスも新設(youth.po@nskk.org)した。
神戸教区で交流広がる
3月21~23日に、神戸教区春の青年交流会が徳島インマヌエル教会で開催。テーマは礼拝と黙想。京都、大阪教区の青年も含め約25名が参加。聖書に聴き、黙想し、分かち合い、交わりの時を持った。黙想については初めての経験の人が多かったが、「黙想=堅い」というイメージは取り除かれ、むしろ大切にしたいもの、と感ずるようになった。
5月1~5日、神戸聖ミカエル教会にて青年交流会ワークキャンプが開催された。神戸教区以外にも、九州、大阪、中部、京都教区の青年たちもプログラムに部分参加。2日目夜のバーベキュー大会を含めた参加者は約50名。前半はミカエル教会内でのワーク、後半は仮設住宅が残る本町公園でワークを行った(右記事参照)。
神戸教区青年交流会では、毎年教区内の教会に行き、メンテナンスワークを中心に行ってきたが、今回は後半で地域のボランティアに参加することになった。きっかけは、九州教区の青年たちが神戸に来続けてきたことを知り、地元に住む人たちこそ支援していかなければと思ったこと。ボランティアを基軸にして、他教区との交流の輪が広がっている。なお、神戸教区青年交流会では機関紙「激変」を定期発行中。
(神戸・神戸聖ヨハネ/さこ田直文さんより)
九州から神戸へ
20回越える
九州教区の阪神大震災の被災地との関わりは、震災直後のボランティア派遣に始まり、今も続いている。現在は、教区というより宗像聖パウロ教会や八幡聖オーガスチン教会の青年による、兵庫区の本町公園避難所へのボランティア。柴本孝夫司祭らの呼びかけで実施され、同司祭単独での訪問も含めるとその訪問回数はすでに20回以上。今年に入ってからも3月1~6日、5月3~5日(左記事参照)にボランティアに訪れた。
神戸では本町公園を始め、仮設住宅に住んでいる人はまだ少なくない。特に経済的に弱い人たちは、復興の置き去りにされているのが現状。
5月3~5日のボランティアは、神戸教区の青年たちが本町公園でボランティアをすることを知り、その企画に乗る形で神戸を訪れることになって実現した。
(九州・福岡/佐山燈さんより)
東京教区、青年P終了
東京教区青年プロジェクトは95年教区会で、青年たちの交流、青年大会の教区窓口を目的として設置。活動や思いの分かち合いの活性化を目標とした「定例会」、「ネットワークニュース『Platform』」の発行を軸に活動が始まる。青年活動とその連帯をサポートできればと、97年教区会で教区青年の集いの開催を目標に、プロジェクトを再設置。東京教区青年の集いは昨年8月中部教区と共催で野辺山で開催。参加者は東京、中部、大阪、京都、横浜教区から60余名が集まった。
今年3月に4年間の青年プロジェクトの活動を無事終了。それは青年活動の終了を意味しているのではなく、これまでの活動で教区・教派を超えた出会いやネットワークを活かして、様々な活動が展開されることが期待されている。ネットワークニュースは、プロジェクト終了後も自主的に発行予定。
(東京教区青年プロジェクト/坂根久仁子さんより)
大阪教区の青年の集い
「さようならクリスマス&こんにちは大晦日~’98大阪教区青年の集いファイナル」を、12月26~27日、大阪聖三一教会で開催。手作りの愛餐会・手作りの礼拝・プレゼント交換など。他教区・他教派の青年も含め参加者は約30名。12月30~31日にはカトリック大阪教区と京都教区の青年による年末パーティーがカトリック北野教会で行われ、聖公会からも約10名が参加。
2月6~7日、尼崎聖ステパノ教会で青年の集いを開催。全国青年ネットワークフォーラムをうけ、大阪教区で何ができるかなどについて夜を徹して考えることが出来た。参加者は約20名。なお、夏には特別養護老人ホーム愛の園でのキャンプがあり青年の働きが期待される。
(大阪・聖ガブリエル/宮嶋聡子さんより)
聖公会新聞で青年に関する連載始まる
聖公会新聞99年4月号より、「未来を開く青年たち」と題し、青年に関する連載がスタートした。初回はネットワーク事務局について。2回目は東京教区青年プロジェクト。また毎回青年関連の企画情報を掲載している。なお、この欄は、ネットワーク事務局で担当させていただいている。(ネットワーク事務局)
東北教区、冬の集い開催
98年12月29~30日、月見岬ジレットハウスにて、東北教区青年有志主催によるクリスマスキャンプが開催され、他教区・教派も含め約15名が参加。
教会と青年の集いへの思いについての発題・分かち合い、キャンドルサービス、クリスマスページェント(聖書の物語を現代の物語に置き換えて演ずる)、愛餐式、クリスマスパーティーなどを行った。素朴で暖かな雰囲気の中、なかなか集うことのできな広い教区の青年たちが、自由に思いを語り合うことができた。
(東北・西の平聖パウロ/菊池則子さんより)
WCC総会 プレ・ユースイベント開催
昨年12月、WCC(世界教会協議会)総会がジンバブエのハラレで行なわれ、日本から西原廉太司祭ら3名が参加。この総会の前、プレアセンブリー・ユース・イベントが開催され、日本からの在日大韓基督教会の李沙羅(イ・サラ)さんら2名、個人参加した聖公会の小林聡執事も含め、400名の青年たちが集まった。プレ・イベントでは、国際債務帳消し問題、青年議席についてなど、総会の議案について青年たちが積極的な意見の交換が行われ、また文化の交流や多様な礼拝などが行われた。地域や教派ごとの集まりもあった。 WCC総会には、青年議員(議員の15%)の他、青年スチュワード175名が参加。
(英国留学中/小林聡執事より)
京都教区で交流キャンプ開催
5月2~4日、京都教区青年有志(呼びかけ人 / 奈良キリスト教会;田口望・矢萩新一、四日市聖アンデレ教会;河野道太、京都聖アグネス教会;西井智子、京都聖マリア教会;浦地愛、岸和田復活教会;大内恵子)の主催で、三重県のサン大淀キャンプ場にて、青年交流キャンプを開催した。東京教区からの参加者も含め約40名が参加。最終日には武藤主教も参加した。
今回は、それぞれの個性を知ることをテーマに、話し合いや自由な時間を持った。自由時間には海で遊んだりし、話し合いでは、自分の関心事と他の人の関心事をつないでみるなどの作業を行った。またアピールタイムや、分担による礼拝も行った。
(京都・奈良キリスト教会/田口望さんより)
祈りの食卓、教区の礼拝へ
中部教区故法用主教が提出した主教書簡実行計画書の中に、2001年に中部教区大礼拝を開催する提案があり、この度中部教区教務局がその具体案の方向性を提示した。それによると、福音伝道の新しい10年の出発点として、また中部教区における21世紀の教会・宣教・礼拝のあり方のモデルとして、2001年の教区大礼拝では、長野伝道区の青年たちが行ってきた「共に創る祈りの食卓」を行うことを目標に、準備を進めていくことが提言されている。
(中部・名古屋聖ステパノ/織田純代さんより)
中部教区で青少年プログラム委員会設置
中部教区において教務局常設委員会として、青少年プログラム委員会が設置された。委員には西原廉太司祭(委員長・立教大)、織田純代さん(名古屋聖ステパノ)、川村直子さん(名古屋学生青年センター)の3名が任命された。この委員会は、中部教区ユース・コーディネーターの宮島義人さんのサポートやその働きの調整、また教区全体の青少年関係活動の活性化などを目的としている。
(中部・名古屋聖ステパノ/織田純代さんより)
青年たちが阪神・淡路大震災4周年覚え
祈りの集いを企画
1月17日、三光教会礼拝堂にて、「1.17を覚える祈りの集い」が同集い実行委員会の主催により開催。同実行委員会は三光教会の青年たちが中心になって組織したものである。
まず朝5時46分に教会の鐘。夕方の祈りの集いは青年たちがアレンジ。第1部で招きのメッセージに続き、震災が発生した当時のことをビデオや手記、聖書を用い黙想。第2部は震災直後から現在も続く困難な状況について、聖公会長田センターの吉川公慈さんのお話を聞いた。第3部では礼拝参加者の思いを代祷とろうそくに託して捧げた。ろうそくを見つめ、いつも被災地のことを心に留めなければと思いながらひとときを過ごした。なお、当日は約40名が参加した。
(東京・三光教会/松本誠さんより)
横浜教区「青年ネットワークin清里」
全国青年フォーラムについての分かち合い、それを踏まえた今後の教区内の青年活動について探ることを目標に、3月5~7日、清里・清泉寮にて上記企画が開催された。参加者は10名。プログラムのほとんどがフリータイム(スキーや散策)とフリートーク。普段青年たちが教会で感じ思うところが引き出され、また貴重な再会の時となった。礼拝はみ言葉の輪読とテゼ共同体の歌による賛美・黙想。話題となった事柄で印象深かったものは「仲間が少ない」「青年=労力としてしか見てくれない」「学びたい」等、また「教会では忙しくて信仰の話ができない」「教会って何をする人の集まり?」等、鋭い問いかけも…。また横浜教区青年ネットワークの今後についても話した。何れも具体的なかたちを表すには十分ではなかったが、参加者それぞれのうちに何らかの芽生えがあった。
(横浜教区青年チャプレン補佐/小林祐二執事より)
渋川良子司祭・宮島さん招き
昨年12月26日、名古屋学生青年センターにて、愛岐伝道区青年クリスマス交流会が行われた。当日は、渋川良子司祭と宮島ユースコーディネーターが招かれ懇談のときを持った。東京や京都教区の青年も参加し、約20名が集まった。
(中部・岐阜聖パウロ/坂井純子さんより)
名古屋聖マタイ教会青年会発足祝い
4月17日、愛岐伝道区青年会では、恒例イースター交流会を名古屋聖マタイ教会にて行った。当日は同教会の青年会発足を記念したパーティーが行われ、約30名が参加。
(中部・岐阜聖パウロ/坂井純子さんより)
英国聖公会の青年イベント
4月30日~5月3日、カンタベリー大主教が主催する英国聖公会の青年イベント(各教区から100名ずつ青年が参加)が行われ、小林聡執事が新世紀の教会のあり方に関するワークショップに、全聖公会中央協議会総主事など共に、パネラーとして招待された。小林執事は日本聖公会の戦争責任に関する取り組みなどについて話したとのこと。このイベントは、世界の聖公会の活動を知る中で今後英国教会が何をすべきかについて話すことを目標としたもの。
(英国留学中/小林聡執事より)
アジアの視点
沖縄教区GFSと宣教部(青年担当)では、5月16日、北谷諸魂教会にて、アジアの視点講演会をおこなった。テーマは「韓国史を通して見た大韓聖公会の昨日、今日そして明日」。講師は李香男司祭。
(沖縄教区宣教部青年担当/大湾朝公さんより)
横浜教区青年活動教会めぐりin八日市場で福祉施設を見学
4月30日~5月2日、八日市場聖三一教会にて、横浜教区青年有志によって上記の集いが行われ約10名が参加。ここの教会の関連施設に、高齢者・障害者のための施設「九十九里ホーム」があり、施設側の協力で施設見学や施設利用者との交流なども行うことが出来た。また施設の抱える課題や介護保険の問題、キリスト教と障害者について話しを聞いたり、バーベキューをしたり、八日市場の教会の主日礼拝に参加したりなど。話し合いの中で、このような施設に青年が今後継続的に関わってはどうかとの積極的提案も出された。
(横浜・八日市場聖三一教会/八城晃さんより)
平和願う集い開催
エキュメニカル・ユース・フォーラム・関東では、新ガイドライン(P4参照)が問題になっている中、レイ・ガルシアさん(フィリピン・キリスト教青年連盟議長)を招き、4月20日に平和を願うコンサートを開催した。2月12日には、「歌って踊って食べる礼拝」を開催した。
(NCC青年委員会幹事/小泉基さんより)
東北教区、冬の集い開催
98年12月29~30日、月見岬ジレットハウスにて、東北教区青年有志主催によるクリスマスキャンプが開催され、他教区・教派も含め約15名が参加。
教会と青年の集いへの思いについての発題・分かち合い、キャンドルサービス、クリスマスページェント(聖書の物語を現代の物語に置き換えて演ずる)、愛餐式、クリスマスパーティーなどを行った。素朴で暖かな雰囲気の中、なかなか集うことのできな広い教区の青年たちが、自由に思いを語り合うことができた。
(東北・西の平聖パウロ/菊池則子さんより)
日韓青年キャンプ
今夏は沖縄で開催
日程:1999年8月5日(木)~10日(火)
場所:那覇市、愛楽園、ほか
主題:十字架と希望のしるしOKINAWA
費用:9万円(現地参加2万円) 6/10までの申し込みは8万円
申し込み締め切り:7月4日
申し込み先:日本聖公会管区事務所(03-5228-3171)
主な内容:西尾市郎牧師(日キ教団)のガイドによるフィールドトリップ。野入直美氏による、沖縄におけるアメリカ人とアジア人との間に生まれた子どもたちに関する活動から見た沖縄の現実についてのレクチャー。愛楽園で松岡和夫執事に愛楽園の形成、沖縄におけるハンセン病者の苦難の歴史を聞く。その他。
(NSKK日韓協働委員会/宮嶋眞司祭より)
伊豆で親睦・「たまり場」
3月20~22日、三光教会の青年が、伊豆「黙想の家」で親睦旅行を行う。横浜、中部、京都教区からも含め参加者約15名。親睦の中で青年活動のシェアも行われた。なお、三光教会の青年たちは、奇数月の最終土曜日に三光教会副牧師館にて「たまり場」を開いている。
(東京・三光教会/横山美樹さんより)
沖縄スタディ・ツアー
日 程:8月18日(水)~8月22日(日)
参加費:12万円
主なプログラム:南部戦跡めぐり、基地めぐり、海と山のエコツアー、さんごの海で海水浴、沖縄の歴史・文化・環境についての学び、戦争体験を聞く
主催:名古屋学生青年センター、日本聖公会中部教区
(名古屋学生青年センター/川村直子さんより)
フィリピンスタディツアー
日 程:8月18日(水)~8月29日(日)
参加費:21万円
主なプログラム:フィリピン国内情勢についてガイダンス、都市スラム住民との交流、グループごとにミンダナオ島(バナナ生産協働組合の人々との交流、農園内宿泊)・レイテ島(銅製錬所公害のモニタリング活動に取り組む人々と交流、日本のODAによるセブ島観光開発の現場で何が起こっているかを知る)、ピナツボ被災地訪問…
主催:名古屋学生青年センター、フィリピン情報センターナゴヤ
後援:日本聖公会中部教区
(名古屋学生青年センター/川村直子さんより)
藤沢からも沖縄へ
6月5~6日、藤沢聖マルコ教会青年会の呼びかけで、同教会にて、「横浜教区青年活動教会めぐりin藤沢」を行う。同青年会は、3年前に発足し、発足時から沖縄ツアーを検討してきた。今回は、このツアーについての話し合いを兼ねて、交流プログラムが行われる。
(横浜・藤沢聖マルコ教会/渡部明央さんより)
ボランティア・アッセンブリー・キャンプ
上記キャンプが、8月12~18日、VAC人間の学校企画実行委員会主催で、東京教区宣教委員会協賛で、群馬県榛名の新生会老人ホームにて開かれる。参加費は6泊7日で1万5千円。詳しくは、VAC事務局(03-3719-4335)まで。
(VAC事務局/中村なな子さんより)
夏は鳴門で
神戸教区では、今年の夏の青年交流会で、鳴門聖パウロ教会でのワークキャンプを計画中。お盆時期に開催予定で、阿波踊り参加なども検討されている。
(神戸教区青年交流会会長/中村香さんより)
東北教区青年有志会の夏の集い
東北教区8月7日(土)~9日(月)に、福島県の磯山聖ヨハネ教会を会場に青年の集いを行う。今回は、これからの青年活動について語り合いと学び。東北教区の青年たちは、教区の中高生世代のプログラムを活性化していく必要を感じており、今回は、自然の中での中高生向けのプログラム作りに向けて、体験的に学びつつ具体的なプログラム内容などを話し合うことを計画している。
ほしい資料が今すぐ
ネットワーク事務局では多数の青年・聖公会関係の資料を保管。いつでも簡単に手に入るようコピー郵送を行っている。資料一覧を見て(希望の方に郵送)、希望の資料のコピーを事務局に申込む。コピーが手元に届き次第、同封された用紙で料金を振り込む。 (ネットワーク事務局)
「どうして舞鶴なの?」
「正義と平和」委員会では、京都教区宣教局と共催で聖公会沖縄週間のイベントとして、7月3日(土)~4日(日)、舞鶴へのフィールドトリップを行う。新ガイドライン関連法案(解説参照)が舞鶴の町に具体的にどのように影響するか、舞鶴の地形や歴史にも触れながら学び、東舞鶴聖パウロ教会に宿泊し交流も深める。参加費、おとな4,000円、学生2,000円。
(日本聖公会「正義と平和」委員会/当舎あずささんより)
解説 日米新ガイドラインとは…
日米政府間で約束された「日米防衛協力のための指針」のこと。米軍が「周辺」で戦争する際の日本の協力方法が記載されている。この戦争協力を可能にするための国内法整備が「新ガイドライン関連法案」。具体的には三法案。「周辺事態措置法案」、「自衛隊法改正案」、「日米物品役務相互提供協定改正案」。
この法案が国会で可決されたことにより自衛隊が日本防衛以外の戦闘に参加できるようになった。後方地域支援等に限定されているが補給ルートなどであるため当然攻撃対象となる。その際には、自衛隊の武器使用が可能となった。
また、政府が自治体・民間に戦争協力要請ができるようになった。戦時下で米軍による日本の公共・民間施設の徴用が可能となったことにより、病院や港など、市民生活が制限される。また港や空港、軍需関係工場など、後方支援にあたる日本国内の諸施設は相手側の攻撃対象となる。この法を拒否し、廃案を求めましょう。
(中部・愛知聖ルカ/相原太郎)