全国青年ネットワークニュース 第20号 アーカイブより復刻

かつて nskk.org に掲載してあった全国青年ネットワークニュースをarchive.orgより復刻しました。
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全国青年ネットワークニュース20号


エキュメニカルな取り組みで聖公会の青年たち活躍

 ここ二~三年、エキュメニカル(超教派)の青年のプログラムに、聖公会の青年たちが多数参加している。最近では、企画作りなどでも活躍するなど、他教派からも注目が集まっている。

エキュメニカル協議会開催

 三月二〇日~二二日、第三回学生青年運動エキュメニカル協議会が開催されました。この協議会は、各教派団体の青年リーダーとシニアが集まって行われるもので、聖公会参加者五名を含め、約四〇名が御殿場・東山荘に集いました。テーマは「Justpeace暴力の連鎖から喜びの連鎖へ」。折しも協議会初日がイラク攻撃開始と重なり、協議会でも話題の中心となりました。
 講師には、藤井創さん(金城学院大学助教授)、大嶋果織さん(NCC教育部)。また、CCA(アジアキリスト教協議会)青年担当幹事のラケッシュ・ピーターさんも全日程参加し、アジアの青年の動きを共有しました。協議会声明が三面に掲載。

東京での取り組み

 昨年一年間、NCC青年委員会主催の定例会として、毎月一回、各教派団体が担当する集会が東京で行われていました。聖公会は二月の担当教派となり、一〇日に神田キリスト教会で行われました。参加者は各教派団体などから三〇名弱でした。第一部では、聖公会の聖餐式についてのおおまかな解説がされ、その後集まったメンバーを少人数に分け、代祷を考え、その代祷を持ち寄って、第二部として実際に聖餐式が行われました。井口司祭からは、炊き出しの活動などを通して、日々新しい命をいただいているという話をお聞きすることができました。この二月の聖公会担当の集会をもって昨年度の定例会は終わりました。また今年度も、多少形は変わっていくかもしれませんが、このような集会がもたれることと思います。興味のある方は、ぜひご参加ください。
 また、三月一〇~一一日には日本福音ルーテル東京教会にて第三五回NCC総会が行われ、二日目の朝の礼拝は、青年委員会のメンバーと、それに連なる青年たちが準備をして、担当しました。聖書は士師記一九章を用い、この場面をスタンツで表現しました。側女の等身大のパンを青年たちで囲み、手を置き、それぞれが痛みや祈り、正直な思いを語り、最後に派遣される、というもの。(中部・岡谷聖バルナバ/米山友美子)


世界最高峰から戦争を告発

 世界最高峰から「殺すな」のメッセージを送ろう――。エベレストに挑戦している山本尚生さん(九州教区・教会)が戦争を告発する旗を山頂に掲げる計画を立てた。九州で平和問題などに取り組むNGOのメンバーたちも協力。旗には「NO TO KILLING TO THE WORLD」の文字。世界最高峰の山頂から全世界に向けて戦争を告発する。四月一一日に、ベースキャンプを出発。高所順応トレーニングをしつつ、三名の仲間と共に山頂をめざしている。チョモランマアタックは、五月中旬の見込み。
 本人からのメッセージ「明日から五〇日間二四年間で一番過酷な日々を過ごすんだろうけど、一日一日を一生懸命生き抜きたい!第一に帰ってくる事を考え、出来ればエヴェレスト山頂を、おまけに持ってかえりたい!一人の人間が「生きたい!」という気持ちを これだけ持っているという事を考えると、戦争で人を殺すという事がいかに残酷であるか、かんがえさせられています。山から帰ってきた時には是非戦争が終っているということを願っています。はやく「殺さない」世界が現実になってほしいです。応援してくれている皆さん本当にありがとう!(山本尚生、四月七日記)」


在日・日・韓共同研修プログラム

 聖公会からの参加者は六名(全体で約四〇名)。

 梅香里(メヒャンニ)。在韓駐屯アメリカ空軍の射爆場のある地。戦闘機が頭上を飛び交い、大きな爆撃音が恐怖感とともにからだに響きます。誤爆や不発弾による被害者や、爆音による身体面・精神面への影響が続いています。朝鮮戦争のどさくさに紛れて射爆場が設置されてからこの五〇年以上、ここでは戦争が続いているのです。
 エキュメニカルプログラム(主催●NCC関西青年協議会、韓国キリスト青年協議会、在日大韓基督教会青年会全国協議会)に参加したわたしたちは、この地で一週間の共同生活を送りました。
 わたしたちを支えて下さったのは、現地の住民運動のリーダーであるチョン・マンギュさんです。ビデオの中で爆撃場閉鎖を訴えるマンギュさんは、とても厳しく怖い顔をしています。しかし、わたしたち目の前にいたマンギュさんは瞳の奥にやさしい光を灯した、穏やかな空気を持つおじさんでした。わたしたちをひとつのグループ=塊として見るのではなく、そこにいる一人一人のことをよく見ていて、一人が困っていればさっと手を差し出すその姿に、しばしばはっとさせられました。
 「国の平和を守るため」という名目で駐在・訓練している軍隊は、本当に「守る」ことになっているのだろうかと考えずにはいられません。「国を守ること」と、「国にいるヒトを守ること」はイコールではないのでしょうか。「国」というのは、一人一人の人間で成り立っているのに、国という塊を守るためにその中の小さな一人は踏み潰されても仕方がないと言いきれるでしょうか。
 梅香里で米軍の訓練が繰り返される大きな理由(建前)は「北朝鮮の脅威」。日本でも同じような理由(建前)で有事法案が衆議院で可決されました。本当の意味で「守る」とはどういうことなのか。それを考える上でのひとつのカギを、チョン・マンギュさんの一人一人を見つめる瞳は示してくれたように感じました。(九州・戸畑聖アンデレ/谷口恵)


SCM現場研修

 聖公会からの参加者は青年スタッフも含めて九名(全体では二八名)。

 大学三年生の終わりというこの大事な時期、でも逆に今だからこそ、という気持ちでこのSCM現場研修に参加しました。私は最近「寿町」という所に行っていたので、「寄せ場」の雰囲気には少し慣れているつもりだったのですが、釜ヶ崎の空気はまた違った、重々しいという言葉だけではいい表せないものでした。キャンプ中の研修生はみんな明るかったけれど、自分との葛藤や現実との対比、なかなかハードだった人もいると思われます。
 私は「ボランティア=助ける人と助けられる人」という事に疑問を感じていました。「
与える側」と「与えられる側」でいいのかと。それが今回生活していく中で、今いる状況は違うけれど、どれだけ同じ目線で見ることができるか、また一方的にではなく「共に頑張る」ということが大事だと気づきました。そんな事や、私たちは釜ヶ崎のおじさん達のことを、親しみを込めて「おっちゃん」と呼ぶのですが、その「おっちゃん」との接し方などについてもみんなで話し合ったりしました。
 釜ヶ崎の中には、助けを必要としている人が本当に大勢いました。そこは色々な支援団体があったり、彼らは助け合って生きていました。その中で私は、聖書では学ばなかった事を知った気がします。でもそれは本当は聖書の中にあり、ほんの少しかじった程度の私が知らなかっただけかもしれません。
 また、自分ともよく向き合うことができる研修でした。これから自分がどう関わっていくか、どう考え生きていくか、みんなと一緒にいたり釜ヶ崎にいることで考える事ができました。 
 自分の中に先入観としてあった「寄せ場、ホームレス、日雇いの労働者」が事実とかなり違うんだなと感じました。偏った情報や知識が、偏見と差別を産むのではないかと思います。事実を実際に知る事がとても重要なのだと思いました。
 これらの大きな経験を糧に、これから歩いてゆこうと思います。(横浜・山手聖公会/岡野慶光)


京都

教区リーダー研修会

四月二八~二九、大津聖マリア教会にて行われ、夏の小学生・中学生・ジュニアユースのキャンプに向けての研修をしました。「楽しい教区キャンプの作り方」ということで、スタンツによる聖書研究や教区教育部のキャンプとしてのあり方などについて分かち合いました。

「J’sキャンプ」始動

 二〇〇四年の春から、中学生部門とジュニアユース部門が合同し、J’s(ジェイズ)キャンプなるものを企画しています。毎年参加者が減少する中で、教区のキャンプとは?教会の主催するキャンプとは?ということを視野に入れ、社会的な働きや平和への働きなどをもっと取り入れていこうとしています。教区の中を飛び出して、広い視野で進めて行こうと考えています。(矢萩新一/京都・上野聖ヨハネ)


九州教区平和を考えるプログラム「長崎に立つ」

 三月二一~二三日、長崎聖三一教会にて開催しました。参加者は、中部教区からの参加者も得て、総数一七名。今回の大きな収穫は、現在被爆地長崎で語り部として活躍中の城臺美彌子さんとの出会い。長崎市内の原爆史跡巡りでは、平和祈念公園から城山小学校、爆心地公園、浦上天主堂、永井記念館、と回りました。ひとことで言えば「想像力」の大切さを再認識させられる学びでした。戦争が起これば攻撃のその先に必ず人そして家族がいる。このことを想像し、出来事を自分に引き付け、切実ないのちの問題として学ぶことの大切さを参加者一同痛感しました。その他、資料館の見学、主日礼拝への出席、またもちろん楽しい交流のひとときと充実した内容でした。今後もさらに被爆地長崎で平和について学ぶつどいを継続します。皆さんもぜひご参加ください。最後に、今回は学びの中で印象に残った言葉を出し合い、それらを編んで祈りにしましたので紹介します。(九州・戸畑聖アンデレ/司祭 柴本孝夫)


二〇〇三年「長崎に立つ」の祈り

私たちの世界に戦争が起こる時、爆撃された家には、そのひとつひとつに家族がいます。
また多くの人の血が流れ、多くの人の涙が流されます。
神さま、どうか私たちが、様々な出来事の中に在る、人に目を注ぎ、人を愛し、人を信じ、人とゆるしあうことができますように。
あなたが権力者の思い上がりを砕き、草の根の人々の思いが高められますように。
私たち皆が、相手の事を思いやり、時に子どもたちの思いに学ぶ事ができますように。
自分の名声のためでなく、苦しむ人の痛みをやわらげるために働く事ができますように。
そして、この世の争い事をなくし、共存できる世界をつくる事ができますように。
私たちの活動は小さな「点」にすぎませんが、それがやがて「線」となり「面」となるものと信じます。
どうか、この活動に、こだわり続ける力をお与えください。
私たちがそれぞれのたまものを生かし、あなたの御旨を行う者となれますようにお導きください。
主イエスのみ名によって アーメン 

(教区や教会の青年の集まりなどで用いてはいかがでしょうか?)


第三回学生青年エキュメニカル協議会共同声明(全文)

 日本キリスト教協議会青年委員会、日本YMCA同盟学生部委員会、SCM協力委員会は、二〇〇三年三月二〇日~二二日、静岡県御殿場東山荘において、「Justpeace―暴力の連鎖から喜びの連鎖へ」をテーマに、第三回学生青年運動エキュメニカル協議会を開催した。
 第二回協議会では、学生青年エキュメニカル運動のネットワーク化推進にむけて、アクションプランを採択した。そこでは、主催三団体が担う日常活動の情報交換を活性化させること、地域でのエキュメニカル・ネットワークの形成と交流、課題における共働、協力を促進させること、エキュメニカル・リーダーシップの開発と形成、アジアへの連帯共働の視点を提示し、第三回協議会開催に向けて取り組むことを確認した。
 これらアクションプランの実質化に向けて、第二回協議会青年参加者は、エキュメニカル運動の基盤作りと、学生青年リーダーシップの開発と育成に特に力を入れるため、二〇〇二年三月、東京日野において「和して同ぜず」をテーマに、NCC青年委員会主催のもと、第一回エキュメニカル・ユースフォーラムを開催した。このフォーラムでは、参加教派、団体の課題の共有、共働を促進させること、また各地域参加者がエキュメニカル・ネットワークの育成を強化させることを目的に、エキュメニカルメーリングリストを立ち上げ活用してきた。また二〇〇一年九月一一日以降、世界的レベルで軍事的緊張が高まる中、日本では日本の戦争責任を抹消する歴史教科書問題、有事関連三法案の国会での強行採決への動きなどが強まり、日本の戦争責任が国際的に厳しく問われた。その中でユースフォーラム参加者は、二〇〇二年アジア学生青年週間(アジアキリスト教協議会青年部関連プログラム)に積極的に参加し、そこでテーマとされた「Justpeace」の意味を受け止め、日本の教会のアジアへの連帯と共働の視点を学生青年運動に反映させることにも努めてきた。
 今回の第三回協議会は、私たちの世界を最も悪質に歪める暴力の連鎖を断ち切ることを主題とするために「Justpeace」をテーマとして開催された。しかし協議会開催中、参加者が最も強く懸念してきたアメリカ、イギリス政府の武力によるイラク攻撃が開始され、日本政府はその武力攻撃を支える方針を公表した。私たちは、その歪んだ現実こそが、暴力の連鎖のきわめて悪質な姿であることを改めて強く自覚した。協議会では講師を通して、アメリカの教会が支えてきた様々な暴力の連鎖の背景と、聖書の中に示されている暴力性を深く学ぶことができた。そしてそれらは、歴史の歩みの中で同じ過ちを繰り返し、また様々な暴力に対して沈黙してしまう日本の諸教会の現実と密接に関係していることを、改めて私たちは認識した。
 私たちは、武力による戦争は、神が与えられたかけがえのない生命を奪うという最も不当な暴力であることを確認した。それゆえ、今もなお続けられているイラクへの武力攻撃が、一刻も早く終結するために、また暴力の連鎖を断ち切り、「Justpeace」(神の平和と和解)の実現をめざして、一つ一つ確実に行動することを確認した。
 私たちは、以上のような目標を掲げ、今後の歩みに於いて、各教派団体の枠を越えて、日本のエキュメニカル運動の新たな流れを、さらに深め広げることを決意すると共に、協議会主催三団体が共同責任をもって担う日常的な課題と歩みを、下記のように確認する。
共同課題
一、イラクへの武力攻撃を早急に止めるためのできる限りの取り組みを、教会、キリスト教団体、職場、地域、家庭において実践する。
二、すでにたちあげているエキュメニカルユース・メーリングリストの活用に加え、ホームページを作成し、平和にむけた共同行動の呼びかけを推進する
三、主催三団体(NCC青年委員会、日本YMCA同盟学生部、SCM協力委員会)が、学生青年運動の情報交換、共同課題の実践のために、共働関係をより強化する。
四、学生青年(二〇代、三〇代)のユーストレーニングプログラムとして、第二回エキュメニカルユースフォーラムをNCC青年委員会主催のもと開催する
5、 二〇〇六年に第四回学生青年運動エキュメニカル協議会を三者主催のもと開催する
6、 アジアキリスト教協議会、世界教会協議会との情報交換を推進し、日本のエキュメニカルな学生青年運動に還元する。

二〇〇三年三月二二日

第三回学生青年運動エキュメニカル協議会参加者一同
NCC青年委員会
日本YMCA同盟学生部委員会
SCM協力委員会


中部教区 青年交流会

 二月八~九日、小布施での中部教区青年交流会に参加しました。毎年、この時期に集まり、スキーや食事を楽しみ、交流の時を持っています。
 スキーは私も含めて初心者が多かったのですが、教えてもらい、楽しく滑ることができました。温泉につかり、暖まって、スタートハウスへ。夕食は、キムチ鍋、丁先生お手製の美味しいチヂミ。礼拝は歌が中心。夜は交流会。日曜日は新生礼拝堂での礼拝に参加しました。
 心に一番残ったのは、歌の礼拝。皆で一緒に歌い、神さまを賛美・感謝し、お祈りをする事ができることを嬉しく感じています。聖歌などの詞の中には、神さまへの思いが溢れていて歌ったり、皆でその詞について話し、考えていく中で、改めて神さまへの感謝の思いに気付かされていきます。お祈りの中で素直に表現できなくても、歌うことで吐露させられ、気付かされていくように感じるのです。
 愛岐、長野、新潟、他教区から三〇名程度の参加者。一泊でしたが、遠くて、普段なかなか会うことのできない多くの青年と交わりの時を持つことができました。(三原美香/中部・岐阜聖パウロ)


愛岐伝道区、最新動向

三月一日、最近青年が増加傾向にある岐阜聖パウロ教会で伊藤執事を交えて青年会を開催。食事と聖書を題材にしたゲームをした。
三月八日、丁司祭の妹丁景雅さんが一年半の日本語研修を終え、韓国に帰国するのに伴い送別会を開催。ボーリング&食事会。。
三月一八日、丁先生が毎週火曜日に開催してきた賛美と喜びの集いも先生の新潟転任に伴いこの日で最後。参加者で中華料理屋で簡単な食事会。
四月一三日、大西司祭・市原聖職候補生の歓迎会。棕櫚の日曜日の夕方に新しくマタイに赴任した教役者の歓迎会を企画。(中部・名古屋聖マタイ/牛島達夫)


聖公会青年対象のリーダーシップトレーニング 今年も開催

 昨年夏、長野で開催されたリーダーシップトレーニングが今年も行われる。昨年同様、自分たちの生き方とキリスト教との関係を深く見つめるプログラム。ゲストに北海道余市にて有機農園「えこふぁーむ」を自営しつつ、北海道農民管弦楽団というオーケストラを主宰、また農民芸術学校の準備にもあたっている、牧野時夫さん(小樽聖公会信徒)に、自らの人生/生活/生き方/仕事とキリスト教とのかかわりについてゆっくりとお話しを聞く。もちろん、キリスト教についてのレクチャーやワークショップなど、様々な内容が盛り込まれている。申込は、各教区担当者へ。


第9回日韓聖公会青年交流プログラム
「人・大地・分かち合い~北海道開拓と強制連行」

八月七日~一三日
八万円(含む交通費)
申込 日本聖公会管区事務所(03・5228・3171)
タイムスケジュール
初日◎開会礼拝・オリエンテーション、主題講演●石田国夫氏(カトリック)【札幌泊】
二日目◎平取、新冠訪問、講演●アイヌ民族の歴史を学ぶ(萱野茂氏)【札幌泊】
三日目◎朱鞠内訪問、中国朝鮮人強制労働犠牲者追悼、遺骨収集グループの話【旭川泊】
四日目◎北見聖ヤコブ教会聖餐式、常紋トンネル、鎖塚など【ホテル泊】
五日目 鉱毒犠牲者慰霊碑、強制労働慰霊碑等訪問【札幌泊】
六日目 振り返り、分かち合い、さよならパーティー【札幌泊】
七日目閉会礼拝、帰路


京都・大阪・神戸教区サッカー大会

五/二四(土)
 一一時~一五時
淀川河川敷公園海老江地区
終了後バーベキュー。
(大阪・西宮聖ペテロ/当舎真)


まったりアンケート

 京都教区青年担当部では、青年ネットワークを広げるため、各教会にアンケートを依頼している。京都教区の青年交流誌「Face to Face」にて、結果を発表の予定。


横浜教区の夏

 横浜教区では各地域ごとに宣教懇談会・協議会があるが、東神奈川地区の宣教懇談会では青年層への宣教に関心が寄せられている。昨年まで教区チャプレン主催で行われていたワークキャンプを、今夏は東神の若手教役者が主体となって準備を進めている。場所は南三原聖ルカ教会、日程は八月初旬となりそう。(横浜教区青年チャプレン・司祭小林祐二)


伝道区クリスマス会

 一二月二二日に名古屋学生青年センターにて中部教区愛岐伝道区クリスマス会を行いました。参加者は一八名。夕の礼拝の後、一年間それぞれが関わった教会の青年活動やプログラムについての感想や今後の活動について話し合いました。また「性格検査」(ゲームのようなもの)を行い、自分自身への積極的な評価と他者への理解について考えました。プレゼント交換なども行い、楽しい交わりのときとなりました。(中部・名古屋聖マタイ/橋本友恵)


サテライト青年

 昨年の一二月一四日中部教区サテライト青年プログラムの集まりがあった。サテライト青年プログラムは、中部教区出身で、現在東京近郊に住んでいる青年を対象とし、ささやかな食事会を通して、これまで故郷の教会を通じて培ってきた親しい人間関係を今後も続けていくことを目的としている。今回で三回目。タイ料理のお店に一〇名程度集まり、お互いの近況などを楽しく語り合った。次回は六月。同じような境遇の方を存じておりましたら紹介していただけると幸いです。(東京・聖テモテ/住田篤穂)


インターン募集

 世界教会協議会(WCC)では、インターンを募集している。基本的には、WCCのジュネーブ事務所で一年間(今年九月~来年九月)、研修生として働く。国際関係、教会とエキュメニカル関係、教会論・洗礼(正教会との関係)、メディア、ダリット関係(インドの人権抑圧の問題)、ディアコニア(奉仕)と正義プロジェクトの分野が用意されている。対象は一八~三〇才。くわしくは、青年ネット事務局、または、http://wcc-coe.org/wcc/what/jpc/interns.htmlで。


神戸教区

 二月二一~二三日、米子聖ニコラス教会に泊まりスキーキャンプを行いました。初日は大山でスキーやスノボ。教会に戻ってからは信者さんを交えてかに鍋を食べました。参加者は約一五名でした。(神戸・聖ヨハネ/水野宏明)


夏はフィリピンへ、沖縄へ


フィリピンスタディツアー
八月一九日~三〇日
(部分参加可)
(1)ニノイ・アキノ国際空港着(2)フィリピンの一般状況についての学習会、メトロマニラ地区訪問(3)ナボタス漁港、トンド地区など訪問、住民との交流(4)~(9)セブ島、ボホール島へのツアー(日本の政府開発援助の実態、住民との交流)(10)(11)自由行動、振り返り(12)ニノイ・アキノ国際空港発
問●名古屋学生青年センター
(052・781・0165)

沖縄スタディ・ツアー
八月一日~四日
(1)南部戦跡、沖縄県立平和祈念資料館、平和の礎、轟の壕、お話:基地をめぐる課題(平良夏芽さん)(2)中部基地、北谷、嘉手納基地、くすぬち平和文化館、辺野古、なきじんキャンプ場(海水浴)、沖縄戦の体験から(安里要江さん)、(3)(佐喜真美術館、嘉数高台、ひめゆり祈念資料館、魂魄の塔、米須海岸(4)自由行動(那覇公設市場、首里城、県立博物館など)
問●名古屋学生青年センター


今年のCOA 

 二〇〇一年五月、東京教区の青年有志によって、中高生世代支援活動「Crew of the Ark」が発足してから早や二年。発足以来先陣を切ってC.O.Aをリードし、支えつづけてくれた前代表今井顕子に代わり、私、が今年度の新代表を務めさせていただくことになりました。昨年度はサマーキャンプを初め、中高生スタッフの立案・企画によるイベントや毎月のC.O.A in Deep(聖研を初めとする話し合い)の実施、コア通信や「コアウェブ」といった広報活動の活発化等、コアとしてより幅広く活動の場を持つ事ができました。今年度も前年度の反省等を活かしつつ、より実りある活動を実施していきたいと思っています。(東京・聖マルコ/中村真希)


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