全国青年ネットワークニュース 第11号 アーカイブより復刻

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第11号 1998年11月20日付


ユース・コーディネーター

中部教区で設置決まる

日本聖公会初のユース・コーディネーターに宮島義人さんを起用

人材育成と宣教活動の活性化への具体策

 中部教区(教務局)は、9月15日、中部教区にユース・コーディネーターを設置することを決めた。これは、青年担当スタッフにあたるもので、初のコーディネーターに、宮島義人さん(中部・新生礼拝堂)が起用された。宮島さんは、3年間をめどに教区の青年たちのネットワークづくり、教区へのプログラム提言などをおこなう。当面は、非常勤ではあるが、各教会を巡回し、各地の青年とのネットワークづくりを進める。将来的には専任のコーディネーター設置が望まれており、その可能性を積極的に視野に入れながら活動していく。また、ユース・コーディネーターの働きをサポートするための機関として、青少年のためのプログラム委員会のようなものを設置することが現在教務局で検討されている。

 なお、9月に開かれた中部教区研修会では、森紀旦中部教区主教、西原廉太司祭(中部・立教大学講師)、野村潔司祭(中部・教務局長)らがそれぞれ発題し、参加者が教区の宣教の活性化に向けて夢を語り合った。その際に、多くの分団から、人材の養成、とりわけ青少年活動の活性化のために、教区内を縦横に走り回る専任スタッフの設置という具体的な提案が上がったことが今回の決定の直接的な契機となっている。       (編集部)


東京・中部

共催企画開催

東京教区青年の集い

 8月27~30日、東京YMCA野辺山高原センターにおいて、「東京教区宣教委員会青年プロジェクト」と「中部教区青年の集い実行委員会」の共催で、98東京教区青年の集い「もっとみんなと出会いたい!『食卓』からのわかちあい」が開催され、約60名が参加した。東京・中部以外にも、大阪、京都、横浜教区、大韓聖公会などの青年たちの参加があった。

 内容は、長野伝道区の青年たちが行ってきた「共に創る祈りの食卓」が中心。「パン作り」「食卓」「灯り」「十字架」「音楽」「オーナメント」「スタンツ」というグループに分かれ、祈りの食卓のためにそれぞれがアイデアを出し合い、最後の夜に聖餐式をイメージしながら分かち合った。その他に、バイブルシェアリング(5千人の食卓)、フリーチョイスプログラム、青年のメッセージとして河崎真理さん(東京・池袋)が「平和と和解への旅」について、川村直子さん(中部・名古屋聖ステパノ)が「国際子ども学校」の取り組みについて、横山美樹さん(東京・三光)が青年活動のこれからについての発題をするなどのプログラムであった。

 青年相互のネットワークの形成を目指してきた東京教区青年プロジェクトは、このプログラムでプロジェクトとしての活動を終える。今後、形成されたネットワークを東京教区の青年たち自身がどのように使い、どのような形で、どんなプログラムを創って行くか、大いに注目される。

(東京・八木正言)


日米聖公会青年「平和と和解への旅」

 8月1日~16日、米国聖公会ブラウニング前総裁主教の引退記念として、日米聖公会青年「平和と和解への旅」が行なわれた。1~4日はハワイ。アリゾナ記念館などを見学。5~7日は沖縄。南部戦跡(糸数壕、韓国の塔、平和の礎など)をめぐる。8~10日は長崎。長崎原爆資料館、岡まさはる記念平和資料館、純心聖母会老人ホームなどを訪問。長崎聖三一教会聖餐式参加。11~12日は広島。平和記念公園、原爆資料館などを訪問。広島復活教会聖餐式参加。13~16日は、再び沖縄。嘉手納基地、安保の見える丘、象のオリなどを巡る。また沖縄教区の青年たちや北谷諸魂教会の米軍会衆との交流、沖縄教区主催のレセプションも行なわれた。

 参加メンバーは、上原渚さん(沖縄・島袋諸聖徒)、知花いづみさん(沖縄・三原聖ペテロ聖パウロ)、鈴木淳さん(大阪・尼崎聖ステパノ)、大内恵子さん(京都・岸和田復活)、河崎真理さん(東京・池袋)、神崎直子さん(東京・立教学院諸聖徒)、吉岡京子さん(東京・神愛)の7名とスタッフの池住圭さん(中部・名古屋学生青年センター)、柴本孝夫司祭(九州・宗像聖パウロ)。米国聖公会からも8名の青年と2名のスタッフが参加した。

 各地で証言を聴いた日米の青年たちは、被害者の立場にありながら加害者でもあるという視点を共有し、戦争の痛みを分かち合うことができた。旅の終わりに近づいた頃の米軍会衆との交流では、戦争の複合的な痛みを共有して旅をしてきた日米の青年たちが、戦争を肯定する米軍の信徒の方たちを前に、その現実の厳しさを痛感させられる場面もあった。

長崎でも青年交流会開催

 九州教区では、平行して九州教区青年交流8月8~10日、山本尚生さん(九州・八幡聖オーガスチン)を中心に、旅に会が行なわれた。内容は、原爆資料館訪問、一斉点灯事業参加、ディベート「核は是か非か」、教区交流会。9日に旅のメンバーと合流。聖餐式参加、被爆証言を聞く。原爆犠牲者慰霊万灯流し見学。夜には合同交流会。最終日は、オプションで、旅の参加者とともに、被爆者との交流。日本のアジアへの加害責任を問う平和資料館を見学。この資料館の見学が、九州教区の青年たち、そして今回の旅の参加者たちにとってもっとも印象に残るものの一つであった。日米の和解は、アジアの人々との和解抜きには語りえないことを学び、アジア地域との平和と和解の交流プログラムの必要性を感じた。

プログラムスタッフの育成

各教区の今後の課題に

 旅に参加した青年たちは、このような各地域の課題をめぐる旅を、多くの青年たちが経験できるよう求めている。さらに、このようなプログラムに対応したり創出したりできる各教区の環境整備(専門スタッフや情報センターの設置など)を熱望している。

 報告書は年内にも発行される予定。旅のHPは次の通り。http://www.ecusa.anglican.org/myp/pilgrimage.htm

(編集部)


大阪教区主催の礼拝で青年たちが音楽を担当

大阪教区成立75周年記念特別礼拝「いのちと希望のわかちあい~21世紀に向かっての新しい礼拝への招き~」が10月18日、大阪女学院ヘール・チャペルにて行なわれた。また午後には同会場にて、世界初の手話ロックボーカリストがいるバンドとして注目されている「シャンテ」のコンサートが教区主催で行なわれた。

 この日、礼拝では音楽を、コンサートでは会場運営を30名以上の大阪教区の青年たちが担当し、大阪教区では青年たちが中心的な役割を担っていることを実感することができた。

 礼拝は教区主催の主日礼拝で、無言劇など斬新なアイデアが随所に取り入れられた。特に音楽に関しては、ステージにドラムセットや大型PAシステムが組まれ、青年たちによる大人数の「ゴスペル・クワイヤー」とバックで演奏するバンドが、常にステージにいて、礼拝を盛り上げた。当日は、京都教区の青年たち、またカトリックの青年たちも礼拝に参加していた。これからの大阪教区のあり方を予感させる一日であった。

(編集部)


男子会でも青年たちが活躍

 9月8日に開かれた大阪教区連合男子会(壮年層)主催による「賛美と証しの集い」では、青年たち2名が招かれ、大西温さん(大阪・聖三一)と佐々木宏之さん(大阪・聖ルカ)がそれぞれ自分の信仰生活や現在の取り組みなどについて発題した。また、同集いは、12月8日(午後7時~)にも行なわれ、木村俊道さん(大阪・石橋聖トマス)、岸本望さん (大阪・芦屋聖マルコ)がそれぞれ発題する。場所は大阪聖パウロ教会。

(大阪・丹田則史)


北海道でも

 8月21日~23日、日本聖公会で最北の稚内聖公会にて「最北端ワークキャンプ」(同教会主催)が行われ、教区内から4名、聖公会神学院の学生3名、北海道教区神学生2名、京都教区から5名が参加した。

 このワークは、単に教会の補修を目的とするだけでなく、長年サハリンとの交流を宣教課題としてきた稚内聖公会の働き、サハリンと日本の歴史と現状を分かち合うことがテーマであった。同じ北海道にいながらも、サハリンはなかなか身近に接することの少ないところだが、この機会に、道内の青年が他教区の青年との交わりを通して学びを深めることができたのは、大きな収穫だった。

(北海道・下沢昌)


京都で報告会

武藤主教、ランベス会議の青年に関する決議をいち早く実行

 和田香菜子さん(京都・奈良キリスト)、大内恵子さん(京都・岸和田復活)、当舎あずさ(大津聖マリア)の呼びかけによる、青年夏の活動報告会が、11月7~8日、京都の聖光教会にて行なわれ、約30名が参加した。東京・中部教区青年の集いについては、河野道太さん・藤林倫子さん・藤原健久執事、最北端ワークキャンプについて 和田香菜子さん・黒田裕司祭・黒田恵さん・藤原健久執事、教区教育部キャンプについて黒田裕司祭、 日韓聖公会青年交流キャンプについて村田洋子さん・鈴木恵一さん、日米青年平和と和解への旅について大内恵子さん・鈴木淳さん、大阪教区75周年記念礼拝について鈴木淳さん、沖縄週間沖縄への旅パート4について当舎あずさが、それぞれ報告した。

 報告に加えて、「教会どうしのつながりを深めるには」「教会の青年たちはこんなことができる」「教会に集わない青年たちとの違い」についてグループごとに話し合いの時間を持った。各プログラムの合間には、それぞれ参加したプログラムの中で用いた歌を歌った。全体の分かち合いの中では、「様々なプログラムに参加しても教会にそれを生かす場がない」、「地域との交流が少ない」、「情報が伝わらない」などの様々な課題が出され、情報ネットワークの整備や青年活動をサポートする教区的なシステム、各教会で青年が主体的にかかわることのできる場の創出などの可能性が話し合われた。

 なお、11月17日にはランベス会議の決議に基づき、武藤六治京都教区主教と青年たちによる懇談会を行い、報告会で話し合われたことなどについて懇談する予定。

(京都・当舎あずさ)


東北では

 東北教区青年有志主催によるサマーキャンプが、8月13日~16日、米沢聖ヨハネ教会にて行なわれ、約20名が参加した。

 教会のメンテナンス作業がプログラムの中心であるが、その他にも、ウガンダ聖公会の方との交わりの時や、礼拝の学び、愛餐式、歌による賛美の集い、ハイキングと温泉めぐりなどが行なわれた。

 中心的に活躍してきた越山哲也さん(東北・西の平聖パウロ)が神学校に入学のため来年から東北を離れるが、その後を引き受ける人も出てきており、集った青年たちの今後の教区内外での幅広い活躍が期待される。   

(東北・涌井康福)


水害救援活動に変更

 8月14~19日、ソウルで第4回日韓聖公会青年交流キャンプが行なわれた。韓国と日本を合わせ、スタッフも含めて約60名が参加した。前半は歓迎会、南山公園や安重根記念館などの見学、日韓関係の歴史とこれからについての分かち合い、サムルノリ公演、大聖堂での主日礼拝、ホームステイ。後半は当初の予定を変更し、水害地で道路修復などの土木工事のボランティアをおこなった。水害のためキャンプの開催がそのもの危ぶまれていたが、このような時こそ、と内容を大幅に変更して開催した。来年は日本で行なわれる予定。

 なおこのキャンプのオリジナルビデオが発売される。お買い求めは、大阪聖パウロ教会のイムテビンさん(06-371-0170)まで。

(大阪・岸本望)


彦根にたまり場発生

 彦根聖愛教会(京都教区)では、12月より、毎月1回第4土曜日、学生・青年のためのたまり場を設けることになった。その日は宿泊も可能。毎回特に目的を定めないが、この会を通じてさまざまな企画が生まれてくることを期待している。なお、午後9時までは飲酒は不可。     

(京都・黒田裕)


宗像にフリースペース

 見えない孤独が広がる現代社会の中で、宗像聖パウロ教会では、さまざまな思いを分かち合い仲間作りができる中・高・青年たちの集まる場「枝」の活動を行っている。毎月第2・4土曜日の午後3時から同教会にて食事をしたり、話をしたりするほか、震災被災地のボランティアや、様々な施設訪問などを行い、より広く深い出会いを経験している。

(九州・柴本孝夫)


青年を「神のダイナミックな働き」「教会にとっての神の国のしるし」として位置付け

ランベス会議で青年に関する決議採択

具体的な提案含み、各教区における決議の具体化に期待

 全聖公会の主教が10年に1度集まって行なわれるランベス会議が本年8月イギリスで行なわれた。その中で青年に関する決議が採択された。以下、全文を掲載。翻訳は西原廉太司祭。傍線は編集部。

<決議?U.8>「青年」

本会議は、

(a) 青年の中の神のダイナミックな働きと、家族である人間全体の中での青年たちが持つ無限の価値を認め、また祝福する。イエスにとってもそうであったように、青年たちは、私たち教会にとって、私たちの内にある神の国のしるしである。教会における青年たちの存在とミニストリーは、神の家族全体が完全なものとなるために不可欠なものなのである。おとなとして、私たちはこれらのことについての深い謙遜と悲しみをもって告白する。おとなの世界は、戦争被災児を生み出し、粗略な性的搾取によって子どもたちを虐待し、また、子どもたちを攻撃的な広告の犠牲者としているのである。心から神に服従する中で、私たちは、どこにおいてもすべての青年たちと使徒的に関わることを再確認する。

(b) 教会内外での子どもたちに関わるミニストリーの中で、多くの教会のメンバーが、誠実かつ創造的な働きをしていることを認める。

(c) 教会全体の健全さと豊かさのために、以下のことを決議する。

  (1) アングリカン・コミュニオンの主教たちは、子どもと青年にとって、教会が安全で、健全で、霊的かつ豊かな共同体であることを確証し、そのことを確証する指導者を自教区に与えること。

(2) 各主教は、神にとって重要な存在であり、あらゆる未来のミニストリーの基礎である子どもたちのためのミニストリーの促進にさらなる関心を払うこと。

(3) 各主教は、今後一年間、自教区の青年との意義ある出会いの時を持つこと。青年に聴き、青年と共に祈り、聖書を探究し、青年と共にパンを裂く時を持つこと。また、青年たちがリーダーシップの能力を身につけるためのトレーニング方法を供し、教会の生と宣教における指導性を行使する方法を提示すること。

(4) そのような出会いの場は、まだ福音に触れていない青年たちと出会い、そのような青年たちに聴くために開かれたものとならなければならない。

(5) できるだけ多くの会衆が大人と青年のチームを組んで教会外にいる青年たちへの聖なるミニストリーのために訓練されること。そのような青年たちが耳を傾けるような方法で、キリストにおける神の愛を語るためにである。また、キリスト者青年が、教会と共同体に仕えるために、聖霊の力の中で整えられるためにである。

(6) 青年たちが、教会の中に霊的な故郷を発見、もしくは保つことに手を差し伸べるべきである。そこでは、音楽や沈黙を用いることを含んだリタジーに関して特段の関心が払われる必要がある。

(7) 国際的な聖公会青年のネットワークが、どのようにすれば、コミュニオンの構造によって最も強められ、支えられるかを、緊急に検討すること。


ランベスで

地域青年会議

アジア青年大会に向け非公式レベルの協議

 ランベス会議の会期中、東アジアの聖公会の青年たちが集まって、非公式の青年版「地域別会議」を開催。それぞれ、正式参加、スチュワード、通訳と参加形態は異なるが、今後のアジアにおける聖公会青年運動の方向性・ヴィジョンについて熱心に論議した。日本からは、スチュワードとして参加している小林聡執事(京都・英国留学中)、通訳として参加している古本みささん、西原廉太司祭が参加。その他、韓国の青年らと共に、2001年頃の「アングリカン・アジア・ユース・ギャザリング」開催の可能性について意見を交わした。今後、ACC(全聖公会中央協議会)の青年代表としてランベス会議に参加しているレイチェル・ベレオさんが中心となって、各国聖公会のキーパーソンをつかみ、具体的な開催に向けての協議に入る。

(編集部)


青年たちが土地を活用

 八木基督教会の青年たちは、田原本聖救主教会の土地の有効活用と地域宣教を目的として、田原本聖救主教会の信徒と協働して、その土地を農園にし、野菜やハーブを栽培している。12月には大根の収穫があり、青年たちの応援を求めている。

 また八木基督教会青年会では、月に1度、「聖書を語る会」と「聖歌を味わう会」を開催している。毎回信徒が発題し、質の高い学びと分かち合いのときを持っている。

(京都・加納嘉人)


神戸-大阪-京都

 神戸・大阪・京都の3教区の青年有志による合同サッカー大会が行なわれる。詳細は以下の通り。

11月21日(土)13:00開始
       15:00終了予定
淀川河川公園
毛馬地区内陸上トラック
参加費:100円
(大阪・鈴木淳)


ブラザーギラン招き

名古屋でエキュメニカルな集いを企画

 中部教区愛岐伝道区青年会は、11月21日、日本カトリック研修センターにて、「黙想と祈りの集い」を開催する。この集いには、フランス・テゼ共同体のブラザー・ギランと黙想と祈りの集いの世話人である植松功さんが招かれ、祈りのワークショップを行う。

 この集いでは、現代にふさわしい新しい礼拝のあり方、祈りの意味などについての学びを青年たち自らが深めていくと同時に、教区内の青年以外の層にそのような学びの経験を青年たちが提供していくこと、名古屋におけるエキュメニカルな青年のつながりを創っていくことなどを目標としている。

(中部・川村直子)


東北教区の年末企画

98東北教区青年有志による
クリスマス交流会
後援:東北教区宣教部
日時: 12月29日(火)~30日(水)
場所:月見岬ジレットハウス
問い合わせ:060-620-4102(越山)
プログラム:開会礼拝、交流会、プレゼント交換、発題「わたしにとっての青年有志」、クリスマスページェント、キャンドルサービス、愛餐式、その他

(東北・越山哲也)


管区総主事が青年活動を評価

 今年の「青年活動のための日」の管区の案内文で、管区総主事の輿石勇司祭は、震災の際のボランティア活動や東京中部共催青年の集い、日韓の交流など最近の青年活動にふれ、「ここ数年の青年たちのさまざまな活動は目を見張るものがある」と述べている。また、「青年たちの独自の活動は、教会・教区の枠、あるいは管区の枠を越えて結び合い、世界各地の宣教の取り組みに目を向け始め」ており、「今の時代の中で宣教の活動の担い手となっている」青年たちが「苦しみ悩んでいる人たちとともに生きようとして様々な活動を続けている」、と現在の青年たちの活動を評価している。

(編集部)


NCC-Y関西から

「もっと希望を!」
~ エキュメニカル青年の礼拝 ~
日時:12月6日(日)16:00-
場所:教団京都教会
CCA青年部が呼びかける “Asia Youth Week”を覚えて礼拝を行い、米国での女性セミナーとゲイ・レズビアン・コミュニティについて堀江有里が報告する。

関西キリスト青年懇談会
日時:11月25日(水)19:30-
場所:NCC-Y事務所
 各教派の青年活動の情報を共有し、関西キリスト青年大会の可能性について話し合う。性を語り合う分科会
日 時:11月26日(木)19:30-
場 所:NCC-Y事務所

女と男のパートナーシップの中で生じるジェンダーについての話し合い。今回は、結婚についてさらに掘り下げる。現在の参加者は、教団、在日大韓、聖公会など。問合せは、NCC-Y(075-681-3724)

(NCC-Y・堀江有里)


日本聖公会総会で「青年活動のための日」の議案可決

 5月に行なわれた日本聖公会第51(定期)総会で、以下の議案が可決された。

 

決議第41号(第39号議案可決)

「日本聖公会青年活動のための日」を継続する件

提出者 管区事務所

 1994年第46(定期)総会決議に基づいて設置された「『日本聖公会青年活動のため』の日」を継続し、引き続き青年活動のために祈り、信施金を捧げて支援する。

 なお、期間は、1998年~2001年の4年間とする。

 この決議により、日本聖公会の全教会において4年間8月の第一主日に青年活動の活性化を願って祈りが捧げられ、当日の集められた各教会の信施が、「日本聖公会全国青年大会」の実施とその準備の働きのために用いられる。     (編集部)


沖縄でアジアの視点

 沖縄教区学生・青年活動委員会では5月31日、教区GFSと協力、ぎのわんセミナーハウスと共催でJOCSのバングラデシュ派遣医師の石田裕氏によるアジアの視点講演会を行った。約30名が参加した。

(沖縄・大湾朝公)


EYF関東沖縄を覚えて

 エキュメニカル・ユース・フォーラム・関東は、9月5日、教団四谷新生教会にて、「キリスト者青年がエキュメニカルに集い、沖縄を覚えて学び、礼拝し、交流する集い」を開催した。約30名が参加。まず平良愛香さんが沖縄の文化・歴史・現状について話した。その後各教派の取り組みの報告、礼拝、沖縄料理がふるまわれた交流会などが行なわれた。聖公会の青年たちも企画段階から参加した。

 次回は2月12日午後6時、目白聖公会にて、集いが行なわれる予定。

(東京・坂根久仁子)


2000全国青年大会に向け始動

99プレ青年大会視野に入れネットワークフォーラム1月に開催

 96全国青年大会において、大会に参加した青年たちは、当面4年ごとに全国青年大会を開催することを決めた。

 全国青年ネットワーク事務局では、その決定を受け、2000年の青年大会と開催が予想されるプレ青年大会について、いつだれがどのような方法で準備するかについて、全国レベルでの話し合いをするため、1999年1月15日(金・祝)~17日(日)、名古屋学生青年センターにおいて、「日本聖公会99全国青年ネットワークフォーラム」を開催することにした。

 ネットワーク事務局では、以前より全国レベルでのユース・ファシリテーター(引き出し役)のためのトレーニング・プログラムの開催を検討していた。今回のフォーラムでは、そのような内容が含まれるよう、ワークショップやフィールドワークなどの多彩な企画が盛り込まれている。        (編集部)

日本聖公会99全国青年ネットワークフォーラム

~つなげよう、地域の課題と教会~

主   催:日本聖公会全国青年ネットワーク事務局
日   時:1999年1月15日(金・祝)~17日(日)
場   所:名古屋学生青年センター
申し込み締切:12月27日(日)
参 加 費:18,000円(交通費は、原則として各教区2名分まで事務局負担)

プログラム:

 出会いのワークショップ、フィールドワーク、全国青年大会に向けての話し合い、地域と教会をつなぐワークショップ、交流会、聖餐式、講演「アメリカの教会の多様な試み~日本の教会の可能性」藤井創さん(金城学院大学短期大学部宗教主事)、スライドと発題「笹島の現状とわたしたちの課題」松本普さん(笹島人権センター、名古屋聖ステパノ教会信徒)、その他

問合せ・申し込み:

 日本聖公会全国青年ネットワーク事務局 TEL 052-781-0165 FAX 052-781-4334


黙想と祈りの集い

11月21日(土)午前10時30分~4時 カトリック研修センター(名古屋)

11月22日(日)午後3時30分~8時 ウィチタ聖ヨゼフ修道会本部修道院 

11月23日(日)午後2時~8時 日本聖公会芦屋聖マルコ教会

11月27日(金)午後7時~8時30分 カトリック麹町(聖イグナチオ)教会 

11月28日(土)午前10時~午後8時 池袋聖公会      

12月4日(金)~6日(日) カトリック研修センター(名古屋)    

12月6日(日)午後5時~7時 明泉会(マリアの御心会)

12月11日(金)午後7時~8時30分 ノートルダム教育修道女会今海道町修道院

12月12日(土)午後7時~8時30分 聖心会・若宮共同体

12月15日(火)午前11時~午後1時30分 豊岡八重子さん宅(京王線千歳烏山)

12月15日(火)午後7時~8時30分 服部泰宏・直子さん宅(相鉄線星川)

12月16日(水)午後7時30分~8時30分 アシジの聖フランシスコ宣教修道女会

1月1日(金)午後7時~8時30分 カトリック麹町(聖イグナチオ)教会

問合せは、黙想と祈りの集い準備会(03-3997-7178)まで。


渋川良子新司祭と宮島ユースコーディネーター招き

中部教区愛岐伝道区

青年クリスマス交流会

日 時:12月26日(土)午後5時~(宿泊可)

場 所:名古屋学生青年センター

参加費:2000円(学生1500円)

 愛岐伝道区青年会では、12月12日に日本聖公会で女性として初めて司祭に按手される渋川執事と、日本聖公会初のユースコーディネーターとなられた宮島義人さんを招いて、お話をうかがう。その後、キムチ鍋パーティー。

(中部・後藤一郎)


96全国青年大会報告書完成

 日本聖公会96全国青年大会の報告書が完成した。大会参加者・献金者・各教会に配布される。各地で高い評価を得、その後の青年活動の起爆剤となった96全国青年大会の様子がよくまとめられている。お求めはネットワーク事務局まで。


郵便振替口座開設

 ネットワーク事務局では、献金の受け入れや通信販売などに使用するため、郵便振替口座(「日本聖公会全国青年ネットワーク」00800-3-23747)を開設した。献金は常時受け付け、事務局の諸活動のために用いる。


ほしい資料が今すぐ手元に!

 ネットワーク事務局では、多数の青年・聖公会関係の資料を保管しており、それらがいつでも簡単に手に入るよう、コピー郵送サービスを行っている。資料一覧を見て(ご希望の方に郵送)、希望の資料のコピーを事務局に申込む。コピーが手元に届き次第、同封された用紙で料金を振り込む。


メーリングリスト運営中

 インターネットによる、日本聖公会青年ネットワークメーリングリストが事務局によって運営され、現在約60名が利用している。聖公会・青年などについての様々な情報が流れている。

 配信をご希望の方はネットワーク事務局まで。

(編集部)


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